2014年09月04日

木造の継手と仕口[住吉 寅七・松井 源吾]

木造の継手・仕口について、組み上げ方法を示した精巧な模型写真と寸法を付記した図面によって解説。
建築・都市計画の理論としてパタン・ランゲージを提唱したことで知られるC.アレグサンダーの論理の実践の場として設計された盈進学園東野高校(入間市)の大型木造建築の建設に参画したことが出会いとなる棟梁・住吉寅七氏と構造家・松井源吾教授との共著というところが面白い。
継手仕口の接合手順を複数の写真により作り手の視点で構成し、主要なものは構造実験による破壊状態や荷重変形曲線など構造家の目で性能を示している。
[目次]
(1)継手―腰かけあり継ぎ/腰かけかま継ぎ/追かけ大栓継ぎ/金輪継ぎ/尻ばさみ継ぎ/めちいれ/いすか継ぎ/隠し継ぎ/柱継手
(2)仕口―片下げあり/割りくさび/地獄ほぞ/送りあり/二枚ほぞの住吉案/二方差し/三方差し/土台の仕口/京呂組/折置組/小屋台持継ぎ/寄せ棟の隅/縁側の桁(丸太桁)
(3)その他―破風板/水準器/やりかた杭

 
posted by 太郎丸 at 21:42| 太郎丸のおすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする