2014年09月14日

法隆寺を支えた木[西岡常一・小原二郎]

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 最後の宮大工といわれた西岡常一棟梁と人間工学や木材工学の研究者である小原二郎千葉大教授という、木を実業として扱ってきた実務者と木の研究者の組み合わせによって木の持つ性質を知る好書である。
特に、寺院建築に用いられるヒノキは、材になってから200年は力学的強度を増すことなど、千年を越す歳月の大伽藍を支えてきた宮大工に受け継がれている経験知の確かさが科学的に解明されている。
[目次]
1飛鳥と木
2木の魅力
3木用貧乏
4木は生きている
5ヒノキと日本人
6古代における木材の輸送
7ヒノキ考


posted by 太郎丸 at 19:50| 太郎丸のおすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする